インパクトを重視して、のぼり旗の色を考えるのであればまず
原色を配色して確かめてみることが肝心です。
赤や緑、青といった原色はインパクトが強く、広告等でも
強烈な印象を与えているのが特徴です。
ただ、屋外でのぼり旗を使うのであれば、青系はあえて
避けた方が良い場合も少なくありません。
というのも、屋外は青空が背景色になるので、
青色を選ぶと重なって印象を薄くする恐れがあるからです。
逆に、赤と緑は青を補色するような関係ですから、
これらを用いると印象を薄くせず、インパクトのある
のぼり旗を作ることが出来ます。
よりインパクトを強めたい時は、のぼり旗に黄色や
オレンジを使ってみるのもおすすめです。
黄色とオレンジは、青に対する色の内、青空に対応する
補色に近い色だからです。
また、紫や金等のゴージャスな色も、インパクト重視の
のぼり旗に適した配色になると考えられます。
紫は高貴な色、金は高級感のある色ですから、
このような印象を与えたい場合に使ってみると良いでしょう。
どうしても屋外で青を使いたい、というのであれば、
白をベースに青を配色したり、文字等を縁取って
強調すると効果的です。
一方、原色同士の組み合わせは、見た目に派手な
インパクトをもたらしますから、強烈なのぼり旗を
作りたい時に最適です。
ただし、見る人によってはドギツく、目に厳しいと
感じることもあるので、予め複数の人達で印象を
評価したり、やや控えめの配色を考えることも大切です。