宣伝活動で使用される両面のぼりは、布などの燃えるゴミとして出せる素材で作られていると考える人もいますが、別の素材が使われることも多いので注意が必要です。
遮光生地が使われている両面のぼりは、ポリエステル素材が素材に選ばれていることが多く、背面のデザインが透けないので野外での設置にも適しています。
布で作られている生地は光を通しやすい場合もあり、野外に置くと文字を読みにくくなるのが、遮光生地が注目を集めている理由です。便利な性能で注目されているアイテムではありますが、燃えるゴミとして出せる素材ではないので自前で処分するのは危険です。
水を吸い込みにくいために野外に設置しても、雨水によって生地が重くなる心配がない点も便利だと言えます。傷や汚れにも強いために、美しいデザインを維持できるところも魅力的な素材です。
光沢が目立つので遠くから見ても存在感があり、宣伝効果でも優れるところがメリットですが、布素材と同じように処分はできない点には注意してください。ポリエステル素材で作られた製品は扱い方さえ間違えなければ、ツヤも美しくて軽量で持ち運びも簡単という、宣伝効果で優れる両面のぼりの素材だと実感できます。
素材に合わせた処分のやり方を見つける
布以外の素材で作られている両面のぼりを処分したくても、処分方法が分からない時には自治体に確認することが重要です。よく考えずに燃えるゴミとして処分すると、トラブルが起きる可能性もあります。
両面のぼりはリサイクルできる素材が使われている場合があるので、不燃ゴミや資源ゴミとして扱うべきか確認してください。ペットボトルと同じ素材が使われている場合は、リサイクルできる可能性が高いために資源ゴミとして扱われます。リサイクルに協力するためにも自治体に確認してから、処分方法を決めることが理想的です。
特定の曜日にしか不燃ゴミを回収してもらえない自治体も多いので、生地を処分する際にはスケジュールを調べておかなければいけません。資源を再利用して作られた生地でも輝きの美しさは変わらないので、リサイクルに協力することを推奨します。生地がエコバッグとして再利用されることも増えており、見た目がおしゃれなアイテムを作成しながら、資源を大事に扱えるところが利点です。
運搬費などのコストを支払う必要はありますが、廃棄物収集運搬業許可を持つ企業に対して、収集を委託することでも処分はできます。スケジュールや予算を意識して、両面のぼりの処分を自治体に任せるべきか考えてください。